
CAVITY
TREATMENT
むし歯治療
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TREATMENT
むし歯治療

むし歯は、お口の中に存在している
細菌が作り出した酸により、
歯の表面が溶かされる病気です
代表的な菌であるミュータンス菌は、食べ物や飲み物に含まれる糖分を分解し、歯垢(プラーク)を作り出します。
このプラークをすみかとし、酸を作り徐々に歯を溶かしていきます。
むし歯は歯の表面だけでなく、エナメル質を溶かし歯の内部にも進行することがあり、放置すると歯を失う原因にもなってしまいます。
むし歯は自然治癒しないため、治療をしない限り進行し続けます。
歯が痛い、歯がしみる、歯に黒い点があるなど、自覚症状や不安な症状がある方はお早めにご相談ください。
EXAMINATION
DIAGNOSIS
正確な診査・診断

当院では歯科用レントゲンを
使用し、正確な診査と診断を
行います
歯科用レントゲンを使用することで、歯の根っこや詰め物の下の部分など、
目では確認できないむし歯の有無や、歯周病の進行についても確認することができます。
また、治療が終わってからも必要に応じて撮影を行い、治療がきちんと行われているか、
詰め物がずれていないかなどチェックをします。
X線による放射線に対する不安がある方もいらっしゃるかもしれませんが、
歯科用レントゲンでの放射線量は0.01~0.03ミリシーベルトとごくわずかで、
人が1年間で浴びると言われている年間放射線量の約1/100となっており、
身体への影響はほとんど及ぼしませんのでご安心ください。
HIGHLY ACCURATE
TREATMENT
精度の高い治療
マイクロスコープや拡大鏡を
使用して
治療の精度を
最大限に高めます
マイクロスコープや拡大鏡を使用することで、肉眼ではわからない歯の状態を拡大し、治療の精度を最大限に高めることができます。
視野を拡大することで、虫歯になっている部分を確実に見極めることができ、さらには歯を削る量を最小限にできるため、
ご自身の歯を少しでも多く残すことが可能になります。
また肉眼では見落としてしまいそうな病巣の発見ができ、病気の再発防止にも繋がります。
細かい部分がよく見えることで、治療時間が短縮され、歯と体の負担軽減になるなどメリットも多くあります。
当院では、症状によりそれぞれの機器を使い分けて治療を行います。

マイクロスコープ
対象物を肉眼の数倍〜数十倍に拡大して見ることができます。肉眼よりも早い段階でむし歯を見つけることができ、早期治療にも繋がります。また、治療の様子を撮影することができるので、患者様と一緒の画像や動画を見ながら治療について説明を行うことができます。

拡大鏡
ゴーグルやヘッドバンドで頭部に固定して使用します。マイクロスコープよりも拡大率は下がりますが、頭部に装着することで機動性に優れており、さまざまな角度から治療ができるという利点があります。肉眼では見えない部分を確認するのに気軽に使用し、より解像度の高いレンズを使用することで機能性を高めることも可能です。
PAIN-FREE ANESTHESIA
痛みの少ない麻酔
当院では痛みに配慮した治療を心がけています
「歯医者で怖い思いをした。」「幼少期の思い出がトラウマになっている。」「麻酔の注射が怖い。」など、痛みへの恐怖心を持たれている方は多くいらっしゃいます。当院ではそんな不安を少しでも和らげ、安心してご来院いただけるよう、痛みに配慮した治療を心がけています。
表面麻酔を行います
麻酔を打つ際のチクっとした痛みを軽減させるために、麻酔を打つ箇所に表面麻酔剤を塗布します。表面麻酔剤をぬることで感覚が徐々に鈍くなり、針が刺さる時の痛みも感じにくくなります。
電動麻酔器を使用します
人の手で行うとどうしてもスピードと圧力にムラがでてしましますが、電動麻酔器を使用することで、麻酔液を注入するスピードと圧力が一定になり、痛みを感じにくくなります。
HIGHLY ACCURATE
TREATMENT
むし歯の進行について
むし歯の原因には「虫歯菌」「糖質」「歯質」の3つの要素が大きく関わります。この3つの要素が重なった時、
時間の経過とともにむし歯が発生します。むし歯の進行度は症状に応じてC0、C1 、C2、C3、C4に分類されます。
「初期むし歯」
歯の表面のエナメル質が
溶け始めた段階
ごく初期のむし歯です。痛みのような自覚症状はなく、歯の表面は少し白っぽくなっていることがあります。むし歯の穴が空いているわけではないので歯を削る必要はなく、正しく歯磨きとフッ素塗布などの予防処置で進行を止めることができます。
「エナメル質のむし歯」
歯に穴ができている段階
歯の外側のエナメル質が溶け出している状態です。歯に穴が空き始めますが、痛みなどの自覚症状はほとんどありません。
放置すると悪化してしまいます。
「象牙質のむし歯」
歯の象牙質まで進行している段階
冷たいものを食べると痛みを感じるなど、自覚症状が現れます。
ここでやっと「むし歯かな?」と受診をする方が増えてきます。
この状態なると一気にむし歯が進行するため、できる限り早めに治療をする必要があります。
「歯の神経まで達したむし歯」
むし歯が神経まで到達した段階
常に歯に痛みを感じるようになります。神経にまで菌が達し、そこで炎症が起きズキズキとした痛みが発生します。
神経まで虫歯菌が入ってしまうと、神経を抜き神経の入った管を洗浄する必要があります。
「歯根に達したむし歯」
大きな穴があき、
ほとんど歯を失った段階
歯に大きな穴が空き、ほとんど歯を失った状態です。神経が死んでしまい、痛みも感じなくなります。
神経が露出し細菌に感染すると、根の先に膿がたまり痛みを感じることがあります。
放置すると歯だけでなく全身の健康に影響を及ぼす病巣となり、最終的には抜歯をすることになります。
CARIES
DETECTION LIQUID
う蝕検知液について

むし歯治療で最も大切なのは、
細菌に感染した歯質の完全除去です
むし歯になっている部分を除去しきらなければ、むし歯を繰り返すリスクが高まります。
う蝕検知液はむし歯治療の際に用いる薬剤で、むし歯に感染している部分のみを赤く染め出してくれます。
感染している箇所を目視で判定するのは困難ですが、検知液を使うことでむし歯の部分をあぶり出すことができます。
これにより、むし歯の取り残しがなくなり、削る部分を最小限に抑えることが可能となります。